2007年02月11日
サニタリーショーツの身生地
サニタリーショーツは、身ごろと内側クロッチ用防水布からなる。身ごろは、フィット感を与えるため、伸縮性のあるものが使われ、綿主体のものでは、綿ポリウレタン混紡のストレッチ天竺、フライス、リブなどが使われる。
よりデザイン性の高いものでは、ツーウェイトリコット、サポート性を高めたものでは、パワーネットなどが使用される。また、防水布には、ポリエステル、ポリウレタンなどを用いた通気性のある不織布、微細繊維織物などが使用される。
夜間就寝時の安心のため、高い吸収力をもつロングナプキンが開発されたが、これを昼間の活動時にも利用する女性が増加している。長時間にわたる行動の自由や失敗の少なさなどの利点が、値段の高さや取り回しの難しさなどの短所を上回ると考えられるからであろう。こうしたことから、ロングナプキンの昼間利用をより快適にする、高機能なサニタリーショーツも開発されている。
ロングナプキンの厳密な定義はないが、おおむね全長25cmを越すナプキンで、中には40cmを超えるものもある。昼間用と同様に薄型のスリムタイプと通常の厚さのものとがある。形状は、ショーツに安定して固定するため、クロッチに対応する部分に左右にサイドウィング(羽)をもつものが大部分である。
また、後ろ側に向かって幅が広がるものが多く、バックガードと呼ばれる。また、後端の幅が特に広い場合には、バックウィングとも呼ばれる。就寝時に利用する場合は、通常、ナイト用サニタリーショーツと併用される。このようなロングナプキンを昼間に利用する場合には、就寝時とは異なるいくらかの困難が伴う。
通常のサニタリーショーツでは、ロングナプキンの後端(バックガード部)がクロッチ部をはみだして、伸縮性の高い後ろ身頃にまたがってしまう。このため、装着時や装着中の体の動きにより、ナプキンが波打って体とすき間が生じ、漏れの原因となったり、活動時に違和感をもたらしやすい。また、ショーツの後ろ身頃は生地が薄く、ナプキンの厚みによる段差がそのままアウターに響きやすい。
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