2007年02月08日
Tバックショーツ
Tバック(ティーバック, T-back)は、本意としては競泳水着の背中部分がT字になっている物を言うが、本稿では下着や水着のボトム形状を指し示す。後ろ身頃の生地がひも状になっているもののことを言う。
通常の一般的なショーツよりも後ろ身頃の生地の面積が小さく、紐ぐらいの幅しかないため非常に露出度が高い。後ろは生地の幅が狭いため、尻が丸出しになり、尻間に生地が食い込むのが最大の特徴である。
もともと、ブラジルの先住民がアマゾン川で漁をする際にカンジェロと呼ばれるうなぎの一種が肛門から侵入することを防止するために穿いていたふんどしのようなものが、その源流である。
20世紀の前半からストリップ・ダンサーなどは身につけていたが、一般には1970年代、南アメリカ、特にブラジルで、水着から流行が始まったものである。下着としても用いられ、素材は布製のほかに革製の物もある。
「Tバック」という表現は日本独自のもので、後ろから見た形がアルファベットのTの字に見えることが由来と言われる。 G-string (英)、thong (英)、tanga (英、西)など様々で、これを受けて日本語でもタンガがより正しいとされることもある。フランス語では「ブラジル風」という表現もある。
白色のスカートやズボン(パンツ)などのボトムスからショーツが浮き出て見えることがある。これは,俗に「パンティーライン」とも呼ばれフェティシズムの対象ともなっている。そのため,多くの女性はこれが見えないように工夫するが,その手段としてTバックショーツを着用することがある。
Tバックは後ろの生地が小さいため、ズボンやスカートなどを履くとき、アウターに響きにくい。そのため,近年では若い女性の使用者が増えているようである。また露出度が高いためセクシーランジェリーとして使用する女性も多く、男性でも男性用のTバックを愛用している人も多数存在する。
一方、Tバックは後ろの生地が肛門とこすれ合いやすい構造になっていることから、長時間の着用で不衛生な状態になりやすい。肛門から付着したバクテリアの繁殖により尿路感染症に結びつく可能性や、きつめのローカットジーンズでのTバック着用により痔や肛門の裂傷を引き起こす原因になる可能性も指摘されており、着用者は注意する必要がある。
小林製薬が2002年に実施した消費者アンケートでは、16~39歳の女性でTバックショーツを37%の人が所有しており、そのうち月1回以上使用している人が半数近くいるという結果が出ている。
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